Sculptures on the floor (床の上の彫刻群)

2022/回遊劇場after,NTT府内別館ビル・大分

「痕跡」をテーマとした作品群。壁には剥がされた古紙の断片が意図せずに遺る。何かのパイプが突き出し、壁や天井を這っている。床には正方形の塩ビタイルが一面に敷き詰められている。コンクリートのミニマルな空間の中、目を凝らすと様々な痕を発見することができる。痕跡とは一体何だろう。誰かが、何かが、この場所に関わった形跡であることは間違いない。ただ主や目的をもった表の顔ではなく、言わば置き去りされた存在であり、過ぎた時間の現れとも言える。その無作為の様子に美しさも感じる。空間は蛻(もぬけ)となり、建築という大きな物体もいずれは解体され、その場所には別の風景が出現する。建築に限らず、お皿にしても、本にしても役目がなければ、道に転がる石と同様ただそこに在る。建築自体が都市や歴史の上に痕跡の様に存在している。空間にオレクトロニカとしての痕跡を刻むのであれば何ができるだろうか。創造的な行為の裏に残される、脱皮殻の様な副産物。解体的な行為の傍で、生じる生の現象。その同時的な繋がりを作品として空間に遺す試み。

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日中韓現代作家交流展in OITA 2022 「カイコウ-Encounter Our Lives」

2022/大分県立美術館,大分

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「figures mobile」

2022/JR大分駅,大分

 

“OPAM at Platform of Oita Station”とは
2021年9月から始まったJR大分駅3・4番線ホームの元喫煙スペースを活用して展開するJR大分駅との共同企画。大分ゆかりのアーティストが、JR大分駅のプラットフォームに「大分県立美術館(OPAM)」をイメージして、作品を制作する企画です。OPAMで開催する展覧会も紹介します。引用:https://www.opam.jp/topics/detail/718
 

2022年の4月から9月までの間、大分駅のプラットフォームにある、旧喫煙室に設置された作品。明るいガラス張りの空間は、大分県立美術館と喫煙室に共通する特徴であり、また多くの人が行き交うことも似た共通点である。人々が、それぞれ人生を過ごす中で、同じ空間と時間を共にし、”重なる・離れる”といった同時水平的に起こる、人と人の関係をモビールの動きで捉える試みである。すーっと風が吹けば、モビールはその流れを敏感に感じて動き出す。ゆっくりと、或るいは急ぐ様に。あるルールに沿って動き続けるが、同じ光景が現れることは二度とない。

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「彫刻と半立体の作品群」

 

2021 /AMANEKU BEPPU,別府

 

別府の路地や街並みから着想を得た作品を制作。

「杉のコンポジション」「金属の彫刻群」「plan b」の3シリーズを展開。町に対して開かれた建築空間と呼応する様、建築の特性を生かし、相互に響き合うことを意識した。

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「段々降りてゆく」
九州の地に根を張る7組の表現者

 

2021.3.27(土)〜 2021.6.13(日) 

場所:熊本現代美術館 熊本市中央区上通町2-3 びぷれす熊日会館3階

詳細:https://www.camk.jp/exhibition/dandan/

 

本展では、九州を拠点にし、自らの生きる環境に根差した問題意識を持って主体的な活動を行う同時代の表現者7組を紹介する。
九州には、首都圏のように多くの美術館やギャラリーやアートマーケットがあるわけではない。しかし芸術は、そのような芸術インフラが整った大都市の環境の中でしか生まれないものではない。地方にはその地方ごとの芸術の存在の仕方があるはずである。そしてまた九州で生きる作家の価値観や行動原理は、大都市に住む人々のそれに追従する必要はない。必要なのは、自らの問題意識を持ち、自身を取り巻く環境を見つめて応答していくことであり、その先にこそこの土地が独自の文化を持ち、さらに生み出し続けていく可能性があるのではないだろうか?
本展のタイトルは、熊本出身の詩人・谷川雁の詩論の中の一節を参照している。
(主催者HPより)

Olectronicaはこれまでの活動をアーカイブした展示とし、活動のコンセプトや世界観を空間全体により表現した。

In Search of Origins:

Art Practices Rooted in the Environments of Kyushu

In this exhibition, we will introduce 7 artists and groups based in Kyushu, who are independently engaged in their own art practices while having an awareness of problems rooted in their living environments.

Kyushu does not have as many museums, galleries and art markets as the metropolitan area. However, art practices can emerge not only in the environments of large cities with such art infrastructures, but also in any small city and village. There should be a lot of possible ways of art in each region. And again, the values ​​and principles of artists living in Kyushu do not have to follow those of people living in big cities. What is needed is to be aware of our own problems, to look at the environment surrounding us and respond. Through such efforts, Kyushu may have its own culture, and there is a possibility that it will continue to be created in the future.

The title of this exhibition refers to a passage in the poetics of TANIGAWA Gan, a poet from Kumamoto.

 

All we can do is "getting down gradually". Leaps are not subjectively born. To the bottom, to the bottom, to the roots, to the roots, to the place where flowers do not bloom, to the darkness, there is a mother of all kinds. There is an origin of existence. There is the first energy.

——TANIGAWA Gan “The Origin Exists” 1954

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「Flags in 上通」 2021 /熊本

 

熊本の商店街にオレクトロニカの大型作品であるFlags (白い巨人)を一日限定で立ち上げた。

コロナ禍に芸術文化の一縷の光として狼煙をあげた。

 

日時:2021.6.5(sat) 10:00-17:00

場所:上通アーケード内オモケンパーク前付近

(熊本市中央区上通町7-7)

主催:オレクトロニカ

協力:熊本市現代美術館、上通商栄会

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「もう一つの風景」

2020 / GALLERIA MIDOBARU,別府

 

岩盤や断層をテーマに設計されたサイトスペシフィックなホテルは、それ自体が大きな岩の様であり、強い存在感を放ちます。岩盤のかけらである石は、偶然と必然によって刻まれた記憶の痕跡のようなものがあり、同じものはありません。そんな石に旅を重ねながら、別府の風景を切り取り、そこで得た印象や物語を”もう一つの風景”として再構成します。作品はオレクトロニカと観る者にとっての石を巡る旅であり、現実の世界やそれぞれの体験、記憶へと繋がる旅でもあります。

Designed with the theme of bedrock and faults, the site-specific hotel is itself like a large rock and has a strong presence. The stone, which is a piece of bedrock, has something like a trace of memory carved by chance and inevitability, and no one is the same. While traveling on such stones, I cut out the scenery of Beppu and reconstruct the impressions and stories I got there as "another landscape". The work is a journey through stones for Olectronica and the viewer, and a journey that leads to the real world, each experience, and memory.

 

https://beppu-galleria-midobaru.jp/

 

 

 

 

 

 

 

「オレクトロニカ アートセンター 路上活動実験室」 2019 佐賀

Olectronica Art Center " Road Activity Laboratory" 2019 Saga

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Side by side茶ノ木屋台 佐賀 2018

 

2018年、佐賀にて。煎茶の祖とも言われる売茶翁に因んだアートプロジェクトでの作品。江戸時代に佐賀出身の売茶翁という禅僧は京都の路上で茶を売りながら禅の教えを説き、その交流を通して表現者に影響を与えていたそうだ。そのような売茶翁の行いと私たちの活動とを照らし合わせ、路上でのコミュニケーションを軸とした作品を考えた。それが「side by side茶の木屋台」である。茶の木屋台は文字通り屋台に茶の木を植えてあり、その鑑賞から始まり、葉を摘み、製茶し、味わうといった一連の流れを行うことができる。茶を通してコミュニケーションを生み出す装置である。茶をどのように楽しんでもよく、これがアートなのか考えるのもいいし、“人生は茶を喫する為にあるのではないか”という極端な思いに辿り着いてもいい。茶の木を囲むことでの、想像を超えた様々な次元での拡張を狙っている。

 

 

 

 

 

 

 

Olectronica LAND 2018 竹田/アトリエ

工房を国に見立て、オレクトロニカの国=OlectronicaLANDをつくった。入場料を設定し、同時に工房で制作するものを販売することで活動を収益化し、独立した理想郷を目指した。普段の活動を再定義し、可視化する取り組みでもある。丸太を組んで作ったオブジェ的な構造物は作品が生み出される施設を象徴したモニュメント。工房裏の竹林から刈りだした竹で材を作り、それを用いて7メートル巨人を立ち上げた。独立宣言の狼煙である。

The our factory was regarded as a nation, and Olectronica LAND was created. We set an admission fee and at the same time sold what we produced in the workshop to monetize our activities and aim for an independent utopia. It is also an effort to redefine and visualize everyday activities. The object-like structure made of logs is a monument that symbolizes the facility where the work is created. I made  bamboo material that was cut from the bamboo grove behind the workshop, and used it to make a 7-meter giant. it is Declared independence for us.

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flags 01/02

Olectronica exhibition「脱!人形」 2017 アートプラザ/大分市

Frags 01/02, 2017 Styrofoam

巡回展「脱!人形 旅のはじまり」 2018 大分県立美術館(OPAM)

 

 

 

 

 

 

 

 

風景への参道 (竹田音楽)

The Approach to the Landscape,(music of Taketa)  2016 

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周囲を崖と緑が包み込む、直径500メートルほどの小さな町です。この町を俯瞰することの出来る神社の境内に、櫓の様なスロープ付きの小屋を建てました。普段よりも、少しだけ高い場所からこの町を眺めることができる展望台の様な装置で、約1ヵ月間のアートプロジェクト期間中のみ展示されたインスタレーション作品です。2畳ほどの小さな小屋へと続くスロープを上り、暖簾をくぐり抜けると、四角にトリミングされた町の風景を望むことができます。空間内部にはスピーカーを前後に埋め込み、音楽家のレジデンスによって制作された、この町の象徴でもある「鐘」の音をはじめ、(町の音)を集積して作られた音楽が流されています。この風景には四百年の歴史に重ねられた人々の日常の連続と、それを器のように受容してきた町の包容力を感じ取ることが出来ます。自然や文化を層の土壌として、今なお受け継がれる町の感性が、さらなる文化を育み、また、これから層の一枚となろうとする者への励みになっています。風景と音楽に日常の環境音とが重なり、過去と現代が交錯する様な不思議な体験ができる空間となりました。
また「風景への参道」は私たち自身が、これまでこの町で過ごした時間と、日々の想いを形にした作品でもあります。改めて、この町で暮らしているということを感じる作品です。明日へと向かう人たちのちからに、この町の風景が途切れることなく、ありつづけることを願います。

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大分進世代の胎動展(CIAO)
2016 大分市美術館

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wood figure -series 小さな彫刻 2012-

オレクトロニカがライフワークとして取り組んでいるシリーズ作品です。

 

小さい人型の彫刻は私たちの最も身近である「直立の人間」をモチーフとしています。

手のひらに乗る程の大きさのfigureには様々な空間に対応する「順応性」や「協調性」を持たせています。

 

直立不動は前進も後進もせず、それ自体行為を省いた姿勢です。次の動きを想像させる契機、つまり第三者の関心・干渉を待っています。

手にした人が、家具や部屋に合わせ、様々な状況を作り出すことで、意思を生み出します。自らの生活=物語へと作品を吸収し、消化することで「変化」や「気づき」といった新しい視点や思考へとつなげていく作品です。

 

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Nest building 2011 竹田

市場と規律でつくり上げる既製の社会に対し、感覚と好奇心を発端とする先天的な行動を重視し、設計図のない、ひとつの小さな住処を制作した。こどもの頃によく抱いた秘密基地への憧れをモチーフに、現代社会の無意識に統制させるシステムの一部(生活の一部)を解放するため、よりシンプルな営巣活動という動物的行動を取るという実験的な作品。

For the ready-made society created by the market and discipline, we emphasized the innate behavior that originated from our senses and curiosity, and created one small residence without blueprints. Taking a longing for a secret base that he often held as a child, to release part of the unconscious control system of modern society (part of life), he said that he would take a simple animal action called nesting activity. Experimental work.

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文と像 2011 

散文とフィギュアやその他オブジェを組み合わせた作品。文章がオブジェに物語を与え、各々の想像を喚起させる、言葉遊びにも似た作品。

 

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